ジジ子&リクオの森と海の生活

〜 The Road to Offgrid Life ... Let's take a minute to think about what it means to "go green".〜

【美し海外滞在記】〜New York 州 は『住んでみたい!』って思うぐらい良いところ!!〜

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New York 州に住む友人 T の家には大河が。自家用ボートとともに。 でも決して日本人が想像するような優雅で裕福な暮らしというわけではない。

 

 

 

 

 

 

◆ 古い写真が出てきて…

 

 

 

懐かしい……

 

 

 

Canada のとあるところで知り合ったTは

パートナーのDと共にNew York state に住んでいた。

 

 

 

 

ひょんなことから当時住んでいたCanada Ontario Oakville から

彼女たちの家へ訪問&少し滞在することになった。

 

 

 

 

Lake Ontario に面している Oakville からはそう遠くない。

(他の州から比べたら…だけど)

 

 

 

この頃の移動は常にバス。

グレイハウンドバスは本当に何処へでも行ってくれる。

 

 

America ー CANADA の国境を越えてまでも…。

 

 

 

 

 

 

 

金が充分ではない時は時間で勝負…

バスの移動も長時間で疲れるけれど、

ま、ま、楽しい。

 

 

 

オンタリオ湖の沿岸を走りながら、

ナイアガラの滝を眼下に見る。

 

 

 

結局、往復したので、左に一回、右に一回、

CANADA側から、America側から、

観光でもないのに計2回見た。

 

 

 

その前に現地友に一回連れてきてもらったので、

3回か。

 

 

 

だんだんとめずらしくなくなってくる。

 

 

 

 

 

 

New York 州 のバスディーポは当時は2つあった(と思う)

ひとつは言わずと知れた大都会、New York City 。

 

 

もうひとつは 州 郊外の

Syracuse (シラキュース) 。

 

 

 

先入観とは本当にすごいもので、

というかこんなにも大量にあらゆる情報が

毎日、人々の元に届いているように見えるけど、

本当はほとんどの人が世界のことを、

ほとんどわかってない。

 

 

 

日々、垂れ流し状態の情報で、

世界のすべてを知っているつもりで皆んないるのが、

自分的にはおかしくてたまらない。

 

 

 

TVは20年以上持っていない…

 

 

 

と誰かに話したとすると、ほぼ100%に近いぐらいで

相手から返ってくる言葉は、

 

 

 

『世の中の情報はどうやって知るのだ?』

 

 

 

ということ。

 

 

 

『世の中の情報って例えば、どういうことですか?』

 

 

と訊き返すと、大概、相手は言葉に詰まる。

やっと出た返事は、

 

 

 

 

      『……エコカーがいつまで安く買えるか…とか?』

 

      『スーパーのチラシとか…お肉が特売するかとか…』

 

 

 

 

ぐらいが関の山。

 

 

 

 

 

車も肉も用事ないです。

用事のある時は自分から動きますよ。

と、言う。

 

 

 

自分からすれば日本に流れている情報とは、

大したものでもなく、ほとんど用事のないものばかり。

 

 

 

楽しくてしかたがないことは

まだ手元に残っているし、

楽しそうで、まだ手をつけられてないことは、

まだ構想の中でたくさんあるし、

とにかく物欲がほとんどないので、

まずテレビの情報には全くといっていいほど、

そそられないのである。

 

 

 

また必要な情報はなぜか向こうから

やって来る。

それはそれで有難いのだけれども。

 

 

 

 

 

 

 

なんの話かというと、日本人が知ってるようで知らないのが

世界のことで、別に知らなくてもいいことではあるけど、

カタイカタイ先入観を持っているのが世界観を持っているつもりでいる

日本人の面白いところだな…と。

 

 

 

TVを持っていないことでバカにしてくるのも

そういうところから来ているような氣がしてならない。

 

 

 

 

 

 

New York と聞くとほとんどの人は

『大都会』

 

 

 

というイメージを持っている。

 

 

 

しかし、大都会 東京都だって少し足を運べば、

◯◯◯村…などの自然が豊かな田舎もあるように、

ましてや州はもーーーーのすごく、広い。

東京どころではない。

 

 

 

先入観のそれはNew York 州 にあるNew York City のことであって、

その他の広い広い広い広い広い郊外のほとんどは、

 

 

 

 

         素晴らしい自然に溢れた清々しいところ

 

 

 

 

なのである。

 

 

 

 

 

 

 

Syracuse を外へ出てから繰り広げられる

美しい景観は一見の価値ありで、

自分はとてもとてもとても!!感動した覚えがある。

 

 

 

 

バスディーポまでTに車で迎えに来てもらったのだが、

その道中たるや、緑も樹々もなんと素晴らしいところなんだ!

と、写真を見て思い出した。

 

 

 

様々な広葉樹が織りなす森のハーモニー……

 

 

 

ああ、こんなところに住めたら…

と、思わずにはいられなかった。

 

 

 

しかし、その捉え方は人によるかも。

見る人が見れば、なーんにもない、

なーんも遊びがない片田舎…かもしれない。

 

 

 

 

でもその時の自分には、とても良かった。

目に優しい風景とはこういうことを言うんだって

思った。

 

 

 

 

きっと心も…

これに順応していくのだろう。

 

 

 

 

 

Tの家はたぶん借家だったのではないかと思うんだけど、

平屋の木造りで、大きな家だった。

 

 

 

リビングも広く、おもてなしをしてくれたディナーも

楽しかった。

 

 

 

家だけではなく敷地も広い。

近所も遠い。

 

 

 

見渡すと、向こうがはるか向こうだ。

 

 

 

そして、広々とした敷地に豊富な森が

どこまで続くかわからないぐらいに存在していた。

 

 

 

 

何頭いるか忘れたけど、犬がいっぱいいた。

犬を繋いで飼うのが馬鹿馬鹿しくなるぐらい

自然が豊かで自由だ。

 

 

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敷地内の道とT。と、行きたいところに行ける自由な犬たち。

この道の向こうは行き止まりで、そこは美しい川だった。

そして T たちのボートもそこにある。

 

 

 

 

 

 

      『自然豊かだと間違いなく皆んな心、自由で幸せになれる』

 

 

 

 

 

今、自分が確信してるこのことは、

あの犬たちや人たち、他に出会った人たちを

見て知っているから言えることである。

 

 

 

産まれてからずっと、見えない鎖で繋がれてきた

ほとんどの日本人たち…

 

 

 

そんな中でもなんとか幸せだと思えるようなことを

無理やりにでも見つけ、無理矢理にでも幸せだと

わざと口にしてみる……

 

 

 

いくら言っても知らないものは知らない。

彼らの幸せは言葉では想像もつかないだろう。

 

 

 

優雅でいいな…と思うかもしれない。

しかし、こう言うのも失礼だけれども、

Tたちやその他、田舎の人たちは決して

日本の人たちが先入観で抱くような

裕福な人たちではないことを自分は知っている。

 

 

 

例えば、乗っている車、

 

 

 

Civic だった。

 

 

 

その走行距離……

 

 

 

35〜36万キロですよ!!

 

 

 

乗っては替え、乗っては替えする日本では

考えられない……

 

 

 

危ないんじゃないかって思うけど、

とにかく物を大事にする……

そんな風に見えた。

 

 

 

車のドアが……

閉まらないんですよ(汗)

 

 

 

中に乗ってから窓を開けて、

中から外側のドアレバーに手をかけて、

カチャッって閉めるの!!

 

 

 

これがホントの手動?!

 

 

 

ボディーは錆びて穴ボコだらけ(笑)

異音は出るし。

 

 

 

      『でも調子いいのよ♬』

 

 

 

と、Tは言う……

 

 

 

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そして……

 

 

 

 

 

 

 

   『City へは行ったことないんだっけ?弟が住んでるから明後日行こうか♬』

 

 

 

 

 

 

と、なんと、この車で行った!

あのピッカピカの街を通る高速道路を

ボロッボロッの車で。

 

 

 

結構、遠い。

何時間かかったろうか?

3時間ぐらい?

 

 

 

うら覚えだけど、あの状況だけはリアルに

覚えている。

 

 

 

しかし、この危険さにも慣れてきて、そのうち

横に乗っている危険さが楽しくなってきた。

 

 

 

 

      『ちょっと運転替わってくれる?』

 

 

 

 

と言うT……

 

 

 

 

運転までした。

New York City の中を。高速道路を。街中を。

 

 

 

梅新東あたりを走るのとは

ワケが違うのだった…(^◇^;)

 

 

 

イヤ……

実際のところ、あまり差がない… (^◇^;)

 

 

 

イヤ……

 

 

 

御堂筋より

 

全然全然全然全然全然全然全然

全然全然全然全然全然全然………

 

 

 

 

 

走りやすい…… (^◇^;)

なんで???

 

 

 

 

スッキリしてるんですよ、印象的に言えば。

まぁ、もうだいぶ昔の話だけど。

でもごちゃごちゃって感じじゃなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弟さんはジャーナリストで、

2人ぐらいの人とアパートをシェアして

暮らしていた。

 

 

 

会うなり、フレンドリーな人たち。

T も本当に親切に、良くしてくれたし、

パートナーのDも、ちょっとシャイな人で、

言葉少なめだったけど、すごくいろいろ気遣ってくれて

優しかった。

 

 

 

 

なんでこの外国の人たちって初対面なのに、

いきなりこんなに親切なんだろう。

と、何度思ったことか。

 

 

 

 

もちろん言葉だけで親切なのではなく、

ホントにいろいろ良くしてくれる。

 

 

 

親切な人もいるにはいるけど、

見て見ぬ振り日本人、口だけいいこと言う日本人……

 

 

 

 

私はあんな親切行動をする外国の人たちに、

会わなきゃ良かった、知らなきゃ良かったのに…

と、思うぐらい、あの見知らぬ人たちの恩を知ったことを

今だに 後悔さえするほどだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

都会であるNew York City のアパート にしちゃ

広いな…… 先入観を裏切るほどの快適さ。

綺麗し。

 

 

 

 

就寝時、スペースが限られているので、

ソファーをベッドがわりに使わせてもらったけど、

やたら寝心地が良かった。

 

 

 

(続く)

 

 

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New York City ……

 

 

と、いえば、やっぱりコレでしょうか?  (古いな…(^◇^;))

 

 

 

youtu.be

 

クリストファー・クロス " New York City serenade " 〜

 

 

もっと若い頃、よく聴きましたね〜。

今でも時々、小声で口ずさむことも……(^◇^;)

変なオッサンに見られてるかも?!

ステキな曲だと自分は思う。

 

 

 

 

 

動画を見てもらうと、海があってその向こうに自由の女神がある…

それをみんながガラス越しに見るところがありますけど、

確かそっから船が出てて、自由の女神まで行ける?だったかな?

 

 

行きましたよ、そこ。

 

 

すごくキレイでね〜。

都会だとは思えないほどの情緒溢れるところでしたね。

うん、それは覚えてる…。

 

 

動画に出てくる夕陽でオレンジ色に染まる海を見ている

サングラスかけた女性のいるところで、海も見たですよ。

 

 

 

ヨカッたな〜。

 

 

 

決して都会というイメージの

ゴミゴミさはなかった、ホント。

 

 

 

 

 

確か……

 

 

 

その海沿いにショッピングセンターみたいなのがあったかな?

その辺りを通ってたおばあちゃんみたいな人が、

なんだったか忘れたけど、気さくに話しかけてきて、

親切な感じで通り過ぎていった…。

 

 

 

こんな都会の人でも、フレンドリーだった…。