【COEXISTENCE】〜この大地の土壌の中にある目に見えない力〜
◆シロバナセンダンソウは味方か?敵か?◆
ある日のこと、庭に出てみると、
あたり一面、シロバナセンダンソウの白くて小さな花が
いたるところに咲いています。
沖縄地方には特に多く、あちらこちらに群生しています。
繁殖力、生命力共に旺盛で、
「地下茎で増える」
「たくさんの種で増える」
という、どんどんどんどん増える植物です。
取っても取っても次々に生えてくるのです。
そして、
花のあとにつけた種が衣服につくと大量について
「とれない」
そういうこともあるので、地元の人たちからは、
「やっかいな雑草」
として嫌がられています。
根は太く強く蔓延るので、その根を利用して土中では
アリやらゴキやらムカデやらが住まいを建設していたりします。
もう、増えて増えて仕方がないシロバナセンダンソウ、
これが蔓延ると他の作物などが植えられないので、
非常に困ります。
なので困った地元の農家さんたちは除草剤を散布するのです。
……ここまで聞くと、嫌な雑草だなって思われるでしょう。
実はシロバナセンダンソウは、
「アトピーや高血圧に よいとされる薬草」であり、
「お茶や化粧水などに使われる」
こともあります。
若めの葉は炒めたりして食べることができるので、
うちではたまに天ぷらにしたりすることもあるぐらいです。
キク科の植物なので、調理法によっては
「美味」なのです。
◆なぜこんな、良いような悪いようなことになっているのか?◆
それはですね、
「自然の法則」というものを考えるとき、
私が最も重要だと思っていることがあります。
その「最も重要だと思っている」、
その「法則が働いているから」だと確信しています。
この法則はあらゆるこの現象界のほとんどすべてのことに
当てはめられると私は思います。
そして当てはめることにより、
その原因を突き止めることができるし、
どうすればいいのかがわかってきます。
この世の多くの人々はこの
「当てはめ」「そこから原因を追求する」
というプロセスをすっかりスキップしてしまって
いきなり「どうすればいいのか?」から始めるから、
うまくいかないし、何かを新たに製造して地球が更に
「ゴミだらけ」
という事態に陥り、事態は解決するどころか、
「迷宮入り」
ということになってしまいがちなのでしょう。
「最も重要だと思っている自然の法則」
それは、
「何事も『特定のものが大量発生する』ということは自然のバランスが乱れているということであり、急激な乱れを早く取り戻そうとしている」
ということです。
「特定のもの」というのは「物」や「事」に置き換えることも出来ます。
それが虫であろうが、植物であろうが、災害であろうが、
天候であろうが、あるいは、
「個人の感情」、ひいては「集団的な感情や意識」に至るまで、
あらゆることに当てはまるのではないかと。
自然界には絶対ということはないかもしれないし、
例外なこともあるかとは思いますが、これに限っては、
「例外はないのではないか」
ぐらいに感じます。
何かが大量に発生するということは、
何かを軌道修正することを考えるとき…
ぜひそれぞれの方のケースに当てはまることを考えてみてください。
ちなみにこのシロバナセンダンソウ、
そもそもの原産地は確か、間違ってなければ
北アメリカあたりだったかなと。
続きはまた書きます(いつ?というのはわかりませんが(汗))
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〜大地の中にある目に見えない力は、
すべての食糧、すべての衣服、そして
ポケットの中のコインすら生み出している〜
---ナポレオン・ヒル
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創作アーティストKimiyoさんは私の大切な友人です。
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