【The Road to Offgrid Life】〜希望の虹……瓦礫の山を片付けて寝室が出来るまで〜
未だ家の補修は続くわけですが、
上陸当初からの途中経過を記録しておきたいと思います。
最初はコレ……… ↓ ↓ ↓ ↓
コレ………↓ ↓ ↓ ↓
災害後のような状態……
床も柱も、木は全て撤去して外に出すわけです。
なぜなら………
シロアリが巣食ってて完全に
『腐って』いたり……
柱のホゾの隙間に蟻塚が出来ていたり……
ヤモリの卵が孵った後……
少しの隙間から入り込み、こうしてありとあらゆるところに
卵を産みつけるのです。
ヤモリ自体は別にいてもいいけど、
あちこち糞だらけにするし、天井から糞を落とすし、
不衛生であることは確か。
台所のシンクを撤去して、排水管をぶった切っても……
こんなところにまでヤモリの卵が……
キッチンの壁に張ってあったベニヤを剥がしても……
大量のヤモリの卵が産みつけられた跡があった。
これらの廃材をバールとハンマーで外しながら
外へと撤去していきます。
自分は強固にはめられた窓枠の腐った廃材を撤去、
床や柱の廃材撤去はほとんど妻がハンマーをふるって
頑張りました。
そうしてあと少しになった様子 ↓ ↓ ↓ ↓
これらの細かいゴミも出していくと…
だいぶとスッキリしてきました。
(しかし、こうなるまでは莫大な手間と時間がかかっています……)
壁にこびりついたゴミをスコップで
こすり取っていきます。粉塵がすごいのでマスク着用。
30年以上住んでなかったのだものねー。
ジジ子、お手伝い???
………イエイエ、
好奇心旺盛でいろんなものにちょっかい出してる姿がカワイイ💖
その間、キッチンもなければ室内にも料理をするスペースもないので、
食事はもっぱら外で調理します。
朝ごはん ↓ ↓ ↓ ↓
夕食は………
魚を焼いて ↓ ↓ ↓ ↓
鍋で炊いた玄米と、海でとれたモズクで。
↓ ↓ ↓ ↓
あるいは………
カレーと島のピーチパイン(ピーチの味がするパイナップル)
……を、外で調理して外で食べていたわけです。
食器も外で洗い………
ソーラーパネルで発電した電気で……
夜の寝床をledライトで照らします。
この頃は地面にダンボールを敷いて、
寝袋で寝るという毎日でした。
洗濯は外に仮設置したシンクで手洗い。
洗濯カゴを取りに行こうと思ったら………
ジジ子に先に入られていた(笑)
食いしんぼうリクオ、
ラーメンどんぶりを前にベロをペロペロ♫♩
そうこうしているうちに、
がらんどうにした家の中で最初に設置したのは……
簡易の寝室。
ブロックを積み、コンパネを塗装して作った寝室床。
のちに場所は移し、ポケットコイルマットレスで寝室は
構成されます。
コンパネを塗装するのは、
湿気るのを避け、虫が食うのを防ぎ、
木が腐らないようにするため。
両開きのドアも作った。
庭の向こうには撤去した廃材が見える。
のちのち、これら大量にある廃材は、
炎天下の暑い中、炎を焚べて地道に燃やして
処分することになる。
あたりはのどかな風景があり、その先には海が広がる。
海に虹がかかれば、それは希望のシンボルのように思える。
オフグリッドライフはとてもシンプルだけど、
そこまでの道は決して容易ではなく、
ひたすら地道な道なのです。
だからこそ余計に虹の美しさが
希望の味となって心に沁みていくような
感じがするのです。
選択肢のなくなる生き方を強いられるようになる前に、
自由に生きることが出来る人生を。
使い方を考えつつも電気を創り出し、
馬に乗って自由に移動する……
そんなことになったら最高だ……
実は今、関西。
ネットが繋がるうちに写真をたくさんアップしておこうと。
明日はまた戻ります。
希望の地道を、汗いっぱいかきながら……