【生きる意味と意義の答え】〜内なる魂が、いのち宿す肉体が知っている楽しさと素晴らしさ〜
Dan Gibson - A Path to Solitude
緑豊かな樹々に、風渡り 鳥鳴き、
清らかな水 静かに流れて絶えず。
四季折々に美しい花、色豊かに変えて 咲かせ、
命の実を結ぶ自然界に自給自足の体制を整えてゆく。
菜園のある生活を整えてゆく。
田舎暮らしを整えてゆく。
なんとも楽しく、心が弾むことだ。
このことは誰しもが思い、願い、
恋い焦がれるものであろう。
命を内に宿し、肉体を授かっての100年前後の今生。
内なる魂が、
いのち宿す肉体が
農的暮らしの素晴らしさ、楽しさを知り、
いのちある私たち人間にとって、
生きる基本となるものであることを悟り、
大切さを知っているゆえでの欲求だ。
体内に眠る三世代過去、
十世代過去、
百世代過去……
が、自然界に身を置き、田畑に立ち、
お米たち、野菜たちとともに生きる喜びを
経験していたゆえでもあり、
その実現は
『生きる意味と意義の答え』
ともなるものだ。
澄み渡る大気の中に身を遊ばせ、
太陽のぬくもりに生かされていることを喜び、
渡りくる風に心身を清められ、
しっかりと大地を我が足で踏みしめて立ち、
与えられた絶妙の働きをする肉体と
工夫された少しの道具を用いての農作業は、
いのちある野菜、お米を愛おしみつつ手助けし、
健全に美しく育つことを願っての、心弾む労働である。
我が心身を養い、
人生の全うへと誘ってくれるものでもある。
"Joy is what happens to us when we allow ourselves to recognize
how good things really are"
Dan Gibson - Heart of the Forest