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ジジ子&リクオの森と海の生活

〜 The Road to Offgrid Life ... Let's take a minute to think about what it means to "go green".〜

【〜追憶〜遠い日のクリスマスイブ】〜I cried in the park, it was getting dark suddenly I looked up you were my sky.〜

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作った紅しょうが  と  チョコブラウニー

 

 

 

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【昨日はクリスマスで…】

 

 

なにかとバタバタとした今日、

細切れの時間で書いては下書き保存、書いては下書き保存を繰り返した

この投稿文……

 

 

「昨日は…」と書き出したものの、今日でさえも

もうすぐ終わりそうな時間になってしまった。

 

 

もう眠ってしまいたい感じもするけれど、

頑張って書こう。

 

 

今日が「昨日」に変わる前に…。

 

 

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昨日は買ってきた絹ごし豆腐をつぶして、

チョコブラウニーを作りはじめた。

 

 

 

 

       「奥さまにブラウニーを食べてもらおう」

 

 

 

 

作りはじめたときはそう思っていた。

 

 

 

けれども、

ブラウニーを作り始めると同時に、

上にのせるチョコカスタードを作りだし、

ついでに…と、プレーンのパン、

そして余ったチョコカスタードを使って、

チョコクリームパンも別に作りはじめてしまった。

 

 

 

さらには合間合間で紅しょうがを作ろうと、

生姜を引っ張り出してきた。

 

 

 

一度、作りはじめると勢いでやってしまう。

 

 

 

いつもこう。

だいたいいつも複数のものを同時に作ってしまう

癖があり…。

 

 

 

 

       貧乏性…

 

 

 

というか、

何かを煮てる間に、焼いている間に、

寝かせている間に、違うことができるのではないか…

 

 

 

と、発作的に手をつけてしまう。

ボンヤリしてるのがどちらかといえば好きなのだけど、

一度勢いでやりだすと、止まらなくなる。

 

 

 

 

 

そうこうして料理に没頭しているうちに、

妻にブラウニーを食べてもらおう…

ということを、すっかり忘れてしまっていた…。

 

 

 

 

手を休めることなく、無心に作り続け、

ようやくブラウニーを冷やして、すべてのものが

出来あがったのだけれども……

 

 

 

 

時計を見ると夜の10:30。

何時間、ここにいただろう…。

 

 

 

 

「妻にブラウニーを」という、作りはじめた理由をすっかり忘れたまま、

こんな時間には食べんわな…と思いつつも、「食べる?」と軽く訊ねてみると

案の定、

 

 

 

 

        「明日いただく〜」

 

 

 

 

そりゃそうだわな…

よし!とりあえずは明日の食料は充分あるぞ!

と、すべてのものを片づけた。

 

 

 

 

その後、落ち着いた頃に、ホッとソファーに座り、

なにげにブログを閲覧しだす。

 

 

 

すると……

 

 

 

おっ!更新をやめます…と言っていた人気のあの人が

久しぶりに投稿している…

 

 

 

早速、開いてみた。

 

 

 

mamichansan.hatenablog.com

 

 

 

 

感動いたしました。

ぽれぽれさんところへ行って、見つけたガラスの靴は、

喉から手が出るほど買いたかったのに、なぜか買わなかった。

 

 

 

優しい旦那さんはそれをぽれぽれさんから取り寄せて、

クリスマスプレゼントにしたようで、

その感激と嬉しさによって更新なされるに至り、

旦那さまへの感謝の言葉が綴られていた。

 

 

 

そして、クリスマスが結婚記念日だという。

 

 

 

 

とてもステキな話であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     『あ……』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで私は偶然ではないであろう、その記事の閲覧のタイミングによって、

重大なことを忘れていたことに気づいた。

 

 

 

 

 

        『ブラウニーを妻に…』

 

 

 

 

 

どころの騒ぎではなかった。

 

 

 

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それは…

十うん年前のクリスマスイブのこと…

 

 

 

 

 

その日は妻と一緒に出かけた

初めての日…だったのだ……

 

 

 

 

言い訳をするならば、

私は突っ走るとあらゆることを忘れてしまう。

 

 

 

 

良いことも、悪いことも。

 

 

 

 

忘れることを知らなければ、私は今頃、

この世にはいないだろう。

 

 

 

 

 

ああ、そうだった……

あれはクリスマスイブ…だったんだな。

 

 

 

あの人は…あ、いやいや、この人はあの夜、

真っ白なコートを着て、待ち合わせをし、

寒そうにしていたっけ。

 

 

 

冬だ……

 

 

 

 

マミーさんの旦那さんは、からし色のぶ厚い本、

うちの奥さんは真っ白なコート…

 

 

 

どんどん、記憶がよみがえる。

 

 

 

同じスポーツクラブであの頃、エアロのインストラクターであった

妻のクラスの次のスタジオプログラムの時間を私が受け持っていた。

 

 

その関係もあって、控室でよく一緒になり、

話をしていたっけ。

 

 

私はその頃、ジャズバーによく行っていた。

 

 

当時、仲良くさせてもらっていたシンガーMさんと、

兄貴と呼んでいたウッドベースのTさんのお誘いもあり、

イブに彼らが出演するバーに行くことになっていた。

 

 

 

そして、ある夜、

 

 

客の少なくなったマク◯ナルドのテーブルでくつろいでいた時に

私は妻に電話をして、そのライブに誘うことをなにげに思いついた。

 

 

 

なにげに思いついたものの、いざ電話をするとなると、

とても緊張した。

 

 

 

自分の存在すら断られ続けてきたかのような人生、

ましてや今より若い頃には、人に拒絶されることが

たまらなく辛かったから。

 

 

結局、電話をするに至るまで、

3時間ほどかかった。

 

 

そして返事は……

すんなりOKだったのだけれども。

 

 

 

シンガーMはジャズだけでなく、なんでも歌ってしまえる。

その頃に彼女が歌う曲でお気に入りだったのが、

Minnie Riperton の Lovin' you

 

 


Minnie Riperton Loving You


Minnie Riperton - Lovin' you - Tradução

 

 

Minnie Riperton の Lovin' you は素晴らしい。

しかし、Mさんなりのアレンジで歌うLovin' you も

なかなか素敵だった。

 

 

 

なので、妻と一緒に行ったそのライブでは事前に

Mさんへ歌ってもらえるよう、リクエストをしていた。

 

 

 

そしてMさんは自ら悟ったかのように、

それを私から妻へのプレゼントとしてくれた。

 

 

**********************************

 

 

 

それから約4ヶ月後ぐらいには、

もう一緒に暮らすようになっていた。

 

 

 

いろんなことが目まぐるしく流れていく日々であった。

あの頃の私は野心に満ちあふれていて、

ありとあらゆる成功法則の本を読みあさり、

もう、あたかも自分がすでに、億万長者になっているかのような

気になっていた。

 

 

 

デカい家に住み、良い車に乗り、

羽ぶりに良い生活を夢見ていたのだ。

 

 

格好こそ良くはないが、そんな私を信じて、

妻はついてきてくれることになった。

しかし……

 

 

 

細々とコツコツとやっていればよかったものの、

事業の設備投資に大きく出たのが失敗だった。

 

 

 

身の丈を知らぬ…とは、

このことを言うのだと知った。

 

 

ずいぶんと妻に迷惑をかけることとなり、

信じてついてきてくれたことを裏切る羽目になってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

幼い頃、私がつなぐ手を父親は振りほどいた。

次に母親がつなぐ手を放して出ていった。

 

 

 

それ以降、

子どもの私の手を繋いでくれる人はどこにもいず、

ようやくその手をつないでくれたのが妻だった。

 

 

 

私は大人になって、こう考えるようになっていた。

 

 

  「人を助けるようなことをすれば、 みんなが手をつないでくれる」

 

 

と。

 

 

 

 

 

私は必死になって、何千と困った人々の苦痛を治し、

時には一時間、二時間と困った人々の話に耳を傾けながら

心を痛めつつ、力になってきた。

 

 

 

思いのほか大盛況となり、評判を呼んだ。

みんなが喜び、多くの笑顔をそこに見た。

 

 

 

しかし、次第に誰の顔からも笑顔が消えていったのは

いつの日からなのだろう。

 

 

 

町の噂では、あそこに行けば嫌というほど待たされる、

三時間も待たなければいけないのはかなわん、

と流れるようになった。

 

 

 

結局のところ、

ちやほやされて調子にのり、大きく出た私の手をつなぐ人は

どこにもいなかった。

 

 

 

彼らが必要としていたものは私ではなく、

彼らの苦痛を取り除く私の『手』だけだったのだ。

 

 

 

あいにく私の手や腕は二本しかない。

どう頑張っても三本や四本にはならないのである。

 

 

 

その手や腕の元気を巡って養っている血の量にも

限りがある。

 

 

 

その二本の手も本体が倒れ、

手が自分たちの役に立たないと知ってからは、

そこにとどまるものなどなかった。

 

 

 

そうして…

自分にとっては巨額の資金をつぎ込んだ店舗の看板を

自らのその手で外し下ろすこととなった。

 

 

 

その木の看板は自分で作ったもの。

新店舗建設中に、妻と暮らす家のベランダで工作をした。

 

 

文字も自分で書いて。

 

 

 

 

 

 

外した看板の右下の隅っこに小さく書いた文字を見た。

 

 

 

 

 

 

 

 

        『すべてはみんなの笑顔のために』

 

 

 

 

 

 

 

 

かつての私が書いた文字のみがそこに残っていた。

 

 

 

 

**********************************

 

 

 

期待を裏切った私のこの手を妻がいつ振り払うのかという

怖れをいつも感じていた。

 

 

 

大喧嘩をするたび、私は罪の呵責に押しつぶされそうになる…

 

 

 

実の親たちでさえ、お互いの都合が合わなくなってくると、

つないでいたその手を振りほどいてしまうのだから、

世の中は無情極まりないはずである。

 

 

 

妻にしてみれば…

悔しいに決まっている。

 

 

 

 

 

しかし、時折は号泣して怒りと悔しさをぶつけてくる妻は、

つないだその手だけは……

 

 

 

 

 

 

 

 

放すことはなかった…

 

 

 

**********************************

 

 

私はある「塊」や「輪」から

ポンっとこぼれ落ちて、

 

 

 

        ポツン……

 

 

 

としているものが気になってしかたがないタチであり、

自らも、意識をせずともそういう生き方になっていた。

 

 

 

 

こぼれ落ちたものは、

あたかもひょんな衝撃で割れてしまったガラスの破片のごとく、

さっきまでは一枚のガラス板だったとしても、

一度割れて、飛び散り、離れた一片の破片は、

元のところへ戻ることはない。

 

 

 

もう一度、ものすごいエネルギーである高熱を加え、

なんの塊かがわからなくなるぐらいに、

破片もわからなくなるぐらいに、どろどろに溶かしてしまわない限り。

 

 

 

おそらく、再形成などという面倒なことは

誰もしたいと思うはずもなく……

 

 

 

破片のために、そこまでする必要はないだろう、

と。

 

 

 

だから、

破片は破片のままで置いておかれる。

 

 

 

 

 

昔、トレーナーになりたての頃、

個人的に通っていたスポーツクラブがあった。

 

 

 

職業柄、体づくりのためだった。

 

 

 

私は外ズラがよく、今まで知らなかった人たちが話しかけてきては

知り合いになり、行くたびにみんなが親しく接してきた。

 

 

ある時、男性がひとり、いずれも100kg級の体格を持つ三人組に

絡まれ、どやされていた。

トレーニングマシンの順番にまつわるものだったようだ。

 

 

そんな言い方をするのではなく、もっと落ち着いて話を…

と間に入った私に三人組の怒りの矛先が向かった。

 

 

想定内の状況ではあったものの、黙って見ているわけには

いかなかったわけで。

 

 

時はゴールデンタイム、トレーニングルーム内はまるで、

「バーゲンセール会場」と見間違うぐらいの人だかりであった。

 

 

張り裂けんばかりの怒鳴り声が上がる中、

人々はどうしていたか。

 

 

 

誰もが今までに保っていた目線を動かすことなく、

何事もないようにトレーニングマシンを動かし続けていた。

 

 

 

あるものは固まった姿勢のまま動かずにいた。

 

 

 

そこにはいつも親しげに寄ってきては親しげに話しかけてきていた

女性、男性たちの姿も当然あった。

 

 

 

早い話……

 

 

 

関わりたくはないのだろう。

 

 

 

フロアースタッフたちもしばらくは唖然としていた。

ようやく駆けつけてきたのはしばらく経ってからのこと。

 

 

 

 

 

 

役者養成所時代の同期Kはその昔、電車に乗っていたときに

車内でマナーの悪い若者たちに注意をしたら、

次の駅で彼らによって降ろされ、ボコボコにやられた。

 

 

次の機会に、またマナーの悪い若者たちを見かけたとき、

彼はどうしたか……

 

 

車内にいる違う乗客たちそれぞれのところに行って、

一緒に注意してくださいませんか?と順番にお願いをして

まわった。

 

 

しかし、協力者は現れず、また袋叩きにあった。

 

 

それでも彼はめげずにまた次に協力者を求め続けた。

ついに「あー、いいですよ」という人を見つけ、

一緒に注意できたという…。

 

 

 

 

 

 

 

誰かがある人のブログ記事のコメント欄に、

 

 

 

 

         『とやかく言ってきた馬鹿者一人を除いては、

                         ここにコメントを残す人たちはいい人たちばかりで……』

 

 

 

 

 

と書き込みをしていた。

 

 

 

 

 

 

 

「馬鹿者ひとり」とは、

      間違いなく私のことだろう。

 

 

 

 

 

その人だけがそう思っているのではないことはわかっていた。

たまたまその人が文字に残した…というだけだ。

 

 

 

 

 

私はある「塊」や「輪」からポンっとこぼれ落ちて、

 ポツン……

としているものが気になってしかたがないタチだから、

仕方がない。

 

 

 

 

でもそれももうやめよう。

 

 

 

 

 

破片は本体には戻れない。

このブログを彼らに公開することもない。

 

 

私はひっそり過ごしていて良い。

 

 

 

 

 

 

 

昔、友人であった天然石商人は

お客にあった石を見繕うときに、

100万円ぐらいするような占星術のPCソフトで、

その人の前世やその後の人生の指針を一枚のシートに出して渡し、

それを見ながらセッションを行うということを仕事にしていた。

 

 

 

 

 

私のシートには……

 

 

 

 

前世は王様であったのだ…と、

そして今世の課題とは…

 

 

 

 

 

 

 

 

         『奉仕か、さもなければ破滅か…』

 

 

 

 

 

 

 

 

ひとえにそれに尽きるという。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、

 

 

 

 

 

 

 

奉仕をしては…

 

 

破滅する私がいつもそこにいた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今、正直な気持ちを言いたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は自分自身を大事にしたい。 

 

 

 

 

 

  

 

そして、妻の笑顔を見たい……

 

 

 

 

 

 

 

今、望むのはそれだけ。

 

 

 

 

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〜Just missed the train (Trine Rein)〜

 

 

Oh you remember I cried in the park

it was getting dark suddenly I looked up

you were my sky.

 

 

I 'm so sorry, we got to the station a little too late.

Such a shame... We just missed the train...

 

 


APG Trine Rein Just missed the train m m live @ Allsang på grensen 2010


Trine Rein - Just missed the train


Just Missed the Train/Trine Rein version(played by UNITED NITE)

 

 

 

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書き始め…

 

 

 

今日が昨日になってしまう前に……

と言っていたのに、ちゃっかり昨日になってしまった…

 

 

 

自分がどうあがけども、

時は、世界は、待ってはくれない。

 

 

ならば、あがく必要があろうか…

 

 

 

人は自分以外の世界を変えたがる。

 

 

 

時を動かし、世界を動かそう、

などと思う必要なしである。

 

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